2014年4月27日日曜日

感謝

 ヨメが事情により,昨日から実家に帰りました。

あ,別に特に深い意味はないので,ご心配なく (^^;
11連休だし,それを利用したということで。
ただ,僕は仕事があるし,子供も学校を休ませるわけにはいかないんで,同行しなかっただけのこと。

子供たちは,5/3 から4日間だけ,札幌に帰る。
一方,僕は5/6から普通に授業が始まるので,北へは帰らず,全然連休感もない。

そんなこんなで,昨日から来週の金曜まで,僕と子供たち2人の家族3人になります。
居酒屋と~ちゃん,一週間連続営業www

いやいや,言うほど楽じゃない。
世の中が連休とか言ってる割には,平日は朝から授業があったりするし,
帰りだって会議があったりすると必ずしも早いわけじゃない。
ちなみに,この土日はグランビエール2014でボランティアもすることになってる。
そんな中,炊事,掃除(はたぶん適当にサボる),洗濯,アイロンがけ等々,家事を全部こなさなくちゃいかん。
というわけで,今回はボランティアは昼で切り上げ,夜の打ち上げも全部不参加 (ToT)

まぁ,しかし,僕がふだん出張で出かけてたりして呑み歩いてる間はヨメはこれら家事のすべてをやってるわけだ。彼女だって仕事しているのにもかかわらず,だ。しかも,僕が一年間,いなかった時もあるしさ。

そう思うと,ボヤいてる場合でない。

ヨメのふだんの偉業に感謝。

一週間,子供たちと楽しくやろう。


2014年4月26日土曜日

会議の招集に関する一考察

会議。
必要なのはわかるけれど,長いのはご勘弁。
それに,二つも三つもバッティングすることもあったりするのも困りもの。

もちろん,自分が招集をかける場合もある。
自分が招集をかける場合,ホントに全員に集まって欲しいときには日程調整をする。
だけど,日程が最初から決められていて調整が行なわれない会議ってのもある。
年度初めのこの時期は,特に日程調整されない会議が多いようにも思う。

定期開催のものは別として,日程調整しない会議は出なくてもいいんじゃないかと思う。
だって,出てほしかったら,調整するでしょ?ふつう。
このことを理論的に正当化してみる。

まず,次の命題を真とする。

全員が出席する必要があるならば,日程調整を行なう。

これって普通のことだと思うし,この仮定が崩れると以下は無意味 (^^;;
すると,その対偶も真である。すなわち,

日程調整を行なわないならば,全員が出席する必要はない。

ね?ということで,日程調整がなければ,別に僕はいなくてもいいわけだ。
これを次からの行動原理にしようと思う。

自己流レシピ0005: たけのことにしんの炊き合わせ

たけのことにしんの炊き合わせ


学校の裏山で採れたたけのこを使った一品。旬の味覚。いろいろな調理法がある中でも,大好きなニシンとの炊き合わせ。ホントは身欠きにしんを使うんだけど,一日水にうるかしたり(*)ちょっとめんどくさいので,今回は近所のスーパーで入手できた一夜干しを利用。だしは使わず,ニシンの香りでいただく。調理時間は20分足らず。シンプルに食材の味を楽しめる。シャキシャキのたけのことホロホロのニシンの触感のコントラストもたまらない。

(*) 北海道弁。ここでは,水に浸して戻すというような意味。うるかした状態になることを「うるける」などともいう。

材料:

 たけのこ: 下ゆでしたもの 300g くらい(今回は採れたたけのこの半分を利用)
 ニシンの一夜干し: 半身を2切れ
 醤油: 50cc
 みりん: 大さじ2
 砂糖: 大さじ2

手順:
1. たけのこは半月切りに,にしんは一口大に切る。

2. 水を沸騰させ,一口大になったにしんを投入し,軽く下ゆでする。油臭さをとることが目的なので,煮すぎないように注意。1分もあれば十分長い。煮すぎると身が崩れてしまう。

3. 鍋に水1カップ,醤油,みりん,砂糖を入れ,煮立てる。


4. 軽く煮立ったら,中火にして,まずたけのこを,その上ににしんを投入。にしんが下になると煮崩れてしまう危険あり。


5. 落しぶたをして,中火のまま 10 分煮たらできあがり。ちょー簡単。


ちなみに,醤油を減らして,味噌で煮るバージョンもあり,どっちかってと,そっちの方が,故郷の味に近い。それはまた今度ね。

2014年4月11日金曜日

201403Melbourne #4:変革編

僕がメルボルンを訪れたのは2年ぶり。しかも前回はシティにいたのは2日間くらいだったので,あまりブラブラできませんでした。

この2年~3年の間,僕の知らないうちにメルボルンにもいろいろな変化が起きていました。

100円ショップのダイソーが Bourke St. にできたのはなんとなく聞いていたけれど,メルボルンセントラルの QV の中と Flinders St. にも新店舗ができていました。ちなみに置いてある商品は日本とまったく同じ。パッケージも日本語のまま(^^;; 
4年前,僕が暮らし始めた当時に,こんな100均があればどんなに楽だったことか。それにいかに日本の100均品質でも,ここでは多分それなりのクオリティ(^^;; ネックは100円ではなく,2.80ドル均一だというとこですが,それでもこの値段で同じクオリティの代替品は手に入らないだろうから,結果的に大助かり。多分,その辺を見越した絶妙な価格設定なんでしょうね…

この他、Lonsdale St. にユニクロが出店予定だったり,市内からは少し離れているけれど,無印良品もあるらしいので,我々にはますます暮らしやすいですね。移住か!?

食の方でも,Flinders Lane からちょっと入ったとこにつけ麺屋さんができてました。しかも,何とここでは、Thunder Road BrewingFull Steam が呑める
数多ある寿司屋などとは違い,しっかりした日本人経営の店で,お味の方も本格派。魚系出汁の味が美味でした。 そして、ビール。 CBD からは少し離れていますが、トラムで20分ちょいの Clifton Hill というエリアに,新しいブルーパブができてました。その名も The Clifton Hill Brewpub。そのまんまだけど(^^;;
ちゃんとここで醸造したビールを出しています。
常時 3 種類のビールを醸造しているらしいんだけど,なぜか僕が行った時はペールエールしかありませんでした…


醸造計画はどうなってんだ,とか,ちょっと言いたくはなりますが,ま,この国ではそれもご愛嬌(^^;; 次の楽しみにしたいと思います。

この他,公共交通機関を使う時に,かつてあったメットカードが廃止されて ICカードのmyki に統一されていたり,港(ドックランズ)の方には大きな観覧車が建っていたり,と,どっかの国と似たような変化もありました。 
 
 
やっぱ,ベイエリアには高級住宅と観覧車は欠かせないんですかねぇ~。
人間の遺伝子に組み込まれた習性なんだろうか??
 
というわけで,4 日間連続のレポートも今日で終わり。
今年はもう一度,帰省する機会があるので,楽しみです。


2014年4月10日木曜日

201403Melbourne #3:部活編

メルボルンのパブでは,少ないところでも必ず4~5タップくらいあって,少なくとも1タップは少量醸造のクラフトビール,で,1タップはサイダーがある,なんてのは結構当たり前だったりします。もちろん,多いところは20タップとかそれ以上というところもあるんだけど。

我が国でも,キリンがハードサイダーを出したりしましたが,世界的に見ると日本はサイダー後進国。でも,日本の蒸し暑い気候には合うと思うんだよね。それに和食との相性もいいはず。天ぷらや魚の塩焼きなんかには爽やかな風味を加えることができるだろうし,甘みが少なく酸味や渋みが強い類のサイダーは刺身にもバッチリ合うと思います。だから,日本でももっと普通にサイダーが呑めるようになればいいのになぁ…という思いで,地道にサイダー部活動やってます。
#以前,ココでも書きましたね。

ということで,今日はサイダー部の部活の話。

メルボルンで部活をしようと思った時,夏場なら,まず向かう先は,昨日も書いた Flinders Street 駅の向かい,フェデレーションスクエアのはす向かいにある Young & Jackson です。ここの屋上には夏の間,Rooftop Cider Bar ができて,サイダーだけで 8 タップが楽しめます。アップルサイダーやペリーだけではなく,ベリー系のフルーツを使ったものやチェリーを使ったものなど,変わり種も楽しめる。夜もいいけど,夏の暑いときに青空の下で呑むサイダーは格別だったりします。

ところが,今回は別の Cider venue を見つけてしまった!きのう書いた Good Beer Week のリーフレットをパラパラ眺めていたら,会場一覧の中に Brunswick St. Cider House の文字が!

なんだこれ?

というわけで,急きょ,サイダー部・部活 in Melbourne 挙行。


市内からは,歩こうと思えば歩ける距離だけれど,まぁ,Collins St. から 11 番か 112 番のトラムに乗って,停留所 17 番の Leicester St. で降りると,ほぼ目の前。

店の中はこんな感じ。


サイダーだけで16タップあって,うちハンドポンプが 6 タップ,さらにそのうち 1 個はオーク樽貯蔵されたものとか。こんなセレクション,なかなか見たことない。ちなみにクラフトビールも数タップあるし,ボトルも充実しているらしい。


話を聞いてみると,このお店,もともと Young & Jackson にいた人が2012年に作ったらしい。オーストラリアでもサイダーに特化した店はここが初めてだそうです。

中でも僕が気に入ったものは,タスマニア産の Willie Smiths Organic Apple Cider。比較的ポピュラーな銘柄だとは思うけれど,爽やかな酸味としっかりした渋みがリンゴのみずみずしい風味とうまくバランスがとれていてグッドでした。5.4%ABV。


ただこんなんで驚いてはいけない。今回の滞在中のベストサイダーは,こちら(↓)。フレンチオークの樽で熟成され,樽から直接ハンドポンプで供される Kelly Brothers Farmhouse Cider。ワインでも有名なここヴィクトリア州のヤラバレーで作られたサイダーです。


甘みはほとんどなく,酸味とものすごく強い渋みが特徴。ビールとサイダーの大きな違いがこの渋み。伝統的なサイダーは,皮ごとリンゴをプレスして作るので,赤ワインなんかと同じで皮由来のポリフェノールがこの渋みを作り出すわけです。いや,それにしてもこの渋みは強烈。カーボネーションも弱く,樽香もしっかりと感じられて,僕がこれまで呑んでいたサイダーの概念を大きく変える出会いでした。でも,これが本当に伝統的なサイダーに近いのかもしれないよなぁ…これはねぇ,旨味の多い刺身と合わせたいですねぇ…ここじゃなかなか叶わないけれど。

というわけで,部活 in Melbourne。後進国からやってきた我々に軽くカルチャーショックを与えてくれたということでは,成果,あったんじゃないでしょうか?


おまけ

本屋でこんなん衝動買いしちゃいました。これがまた重いんだ。ハードカバーでフルカラー250ページ!帰りの荷物が 30kg になった要因の一つです (^^;;;


2014年4月9日水曜日

201403Melbourne #2:麦酒編

メルボルンの見どころの一つでもあり,交通の要所でもあるFlinders Street駅,この向かい側のフェデレーションスクエアに,ツーリストインフォメーションがあります。
今回は滞在も長いし,イベント情報やら何やらを仕入れようと,到着初日にここを訪問しました。

すると,こんな宣伝ブースができてました。


これ,Good Beer Week というイベントのブースなんだけれど,今年は 5/17~25 の日程で,クラフトビールや料理を味わうのみならず,エンターテインメントやセミナーなど,数々の催しがメルボルンを中心としたヴィクトリア州全体で行なわれるお祭りです。5/22 には,4/28~5/2 の日程で審査が行なわれる AIBA (Australian International Beer Awards) の表彰式が予定されていたり,5/24 と 25 には王立博覧会ビルを会場に GABS (Great Australian Beer SpecTAPular) というイベントが予定されています。各クラフトブルワリーは GABS に向けてスペシャルなビールを仕込んでいるとか。詳細は言えませんが,おなじみの Thunder Road Brewing でも,そんな話を聞きました。

しかし,5月じゃ参加できないじゃないのよ,というわけだけれど,実は日本でも同じようなイベントが企画されています。その名も Tokyo Beer Week。僕の理解ではこのメルボルンの Good Beer Week を一つのモデルにして企画されたんだと思うんだけど,これなら僕でも参加できる。

というわけで,日豪二つのイベントのリーフレットを並べてみました。
なかなか,いいじゃないのよ。国際交流だよねぇ…(どこが?)


Tokyo Beer Week の詳細はこちらをご覧ください。もう,定員を満たしてしまったイベントもあるので,急げ。

さてさて,ところで,一番上の写真,よーく見ると,ヤギのマークに Mountain Goat の文字が書いてあるケグが並んでます。これ,街の東側,リッチモンドという地区にあるクラフトブルワリーです。実は僕は,ここのブルワーの Dave とは,去年,シンガポールや東京でも会っているので,今回の滞在中に,一度遊びに行く,と約束していました。

というわけで行ってみました。


ざっと工場を見せてもらった後,試飲。限定醸造の Rare Breed シリーズで,左が Red IPA,右が Rye IPA。


どちらもホップの香りと苦みが効いているけれど,モルトの甘みや香りもキチンと主張していました。Red の方はローストモルトの甘みとカラメル香が,ライ IPA の方は,ライ麦の香り,ちょっとサワーブレッドのような香りが楽しめました。

Mountain Goat では,缶ビールも作り始めたらしいけれど,ここの工場には缶詰めする機械はないので,アウトソースしているらしいです。でも缶ビールってことになると輸出入も少しは楽になるから,ひょっとしていずれ日本でも…というのは期待が大きすぎるでしょうか?


2014年4月8日火曜日

201403Melbourne #1:仕事編

3/20~31の日程で,僕にとっては第二の故郷とも言えるメルボルンへ行ってきました。
別に里帰りでも何でもなく,仕事です。
今回のミッションは2つあって,一つは研究打ち合わせ
もう一つは今年の10月にここメルボルンで開催される国際会議 ISITA2014現地視察です。

まずは,メルボルンに到着した 3/21 にさっそく大学を訪問し,ディスカッション。


写真は,3年前の在外研究当時,僕のオフィスがあったビルだけれど,共同研究者の Udaya さんの研究室は別のビルに移っていました。彼は僕の科研費のプロジェクトにも研究協力者として名前を連ねていて,今回の主な打ち合わせ内容は,
  • 共著論文の内容について
  • 今後の研究計画
  • ウチの学生と彼の学生のプロジェクトについて
  • 申請中のオーストラリアのグラントについて
という感じ。打ち合わせは21日(金) と25日(火) の 2回行ない,新しいアイディアもいくつか出てきたので,まずまず収穫はありました。

ちなみに,22日から 24日までは休日扱い。ウチの学校では海外出張中も土日祝日に勤務すると休日勤務扱いになるので,振替休を取るか休日給が支給されることになる。今回の場合,休日給しか選択肢がないけれど,人事と相談して日本の暦通り休みにしてもらいました。休みにすれば,学校側は休日給を払う必要もなくなるらしい。

閑話休題。

もう一つのミッションは ISITA2014 の現地視察と会議。僕は Local Arrangement Co-Chair として実行委員会に加わっているので,重要だったりする。会場の MCEC (Melbourne Convention and Exhibition Centre) を訪問。


セッションルームはこんな感じ(↓)


この他,ウェルカムパーティやバンケットを行なう部屋なんかも見せてもらい,見学後には会議のマネジメントをやってくれる ICE という会社の担当者とランチミーティングも行ないました。会議参加者に配布するバッグその他のキット,パーティのメニューなど,僕がやらなければならない仕事は多い。その意味でも有意義なミーティングでした。

ちなみに,今回の会議では,パーティーなどで,僕もなじみのメルボルンにあるクラフトブルワリー Thunder Road Brewing のビールを出せないかと画策中。


ブルワリー見学にも行き,日本側の実行委員メンバーにも試飲していただきました。これもローカルアレンジメントの重要な仕事。ビールの方はみなさん気に入っていただいたようで,あとは予算との兼ね合いで,実際に会議でお出しできるかどうか,どの程度の規模で提供するかが決まると思います。参加を予定しているみなさん,乞うご期待。

ちなみに,試飲したのは,ここの定番 Full Steamや Brunswick Bitter の他,Hop Star というペールエール(↓)や,アメリカ西海岸の Chuckanut Brewery とのコラボビール Thunder Nuts Smoked Lager なども。このスモークビールはうまかったなぁ。色はゴールド色だけど,しっかり深いスモークモルトの香り。なかなか面白いビールでした。


ちなみに,ISITA 実行委員会のミーティングは,モナシュ大学でも行なわれました。実行委員長が電通大の森田先生とモナシュのViterbo先生なもんでね。ワークショップも行なわれて,一応,僕も20分くらい研究発表をしてきました。


で,SITA と言えば,温泉。実行委員会のメンバーと,市内から100km 近く離れている Mornington 半島の温泉につかりに行きました。露天風呂から眺める夕陽は最高にキレイでしたね。天気はあまりよくなかったけれど,曇り空と夕陽のコントラストが何とも言えませんでした。


ということで、今日から4回シリーズで,メルボルン旅行記,記します。

2014年4月6日日曜日

新たな一歩

新しい1年が始まります。
いろいろなものに追い立てられていた春休みも終わりました。
昨日は入学式も終わり,学生諸君にも新しい季節がやってきました。

今年はどんな1年になるのでしょうか?

ぜひ,これまでとは違うチャレンジを,新しい一歩を踏み出してほしいと思います。

僕自身も思っていることはあるけれど,それは内緒。

また1年,頑張っていきましょう。前向いて行こうね。