2013年9月9日月曜日

かくも長き旅の始まり

さて,前にも書いたけれど,今日から20日まで,11泊12日の死のロードが始まりました。ま,途中,家に帰ることができるタイミングもあるんだけれど,移動時間が長いので,それはそれで体を酷使することになる。なかなか悩ましいところです。

さて,というわけで,初日はウチの 3 年生の学生たちを連れて関西へ研修旅行です。今日1ヶ所,明日1ヶ所の工場見学をします。

というわけで,今日は,けいはんな学研都市にある (独) 情報通信研究機構(NICT) ユニバーサルコミュニケーション研究所を訪問しました。

見学したのは 3 つの技術。音声を即座に翻訳・再生する「音声翻訳システム」,実際には存在しない物体の立体映像を見ながら触れることで,物体の感触を実感することができる「多感覚インタラクション技術」,それに,楽器などの音源から上下左右前後など全方向への放射音を自由に精密に再生できる「多次元音響技術」です。

どれも,学生たちは興味深く見学していた様子です。

高専の 3 年生だと,専門的すぎても難しいし,あまりに子供だましでも物足りない感じで,見学のテーマ設定が難しいこともあるんですが,実際に触れ,見聞きすることの裏に技術のバックボーンが微かに透けて見える感じのデモンストレーションで,なかなか絶妙な匙加減だったんじゃないかと思います。研究所のみなさん,ありがとうございました。

明日は,京都でもう一か所見学,そして午後は自由行動。明日の夜は新大阪に宿泊です。


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