2013年9月13日金曜日

肥後の朝と夜


昨日,早朝ジョギングコースについてここで問うたところ,コメントをいただきました。
実は自分でもリサーチして,熊本駅前のホテルから白川沿いに走り,水道町辺りで熊本城方面に曲り,城の周りを一周して帰ってきました。たぶん,10キロくらい。気持ちよかった。

今日は昼から EMM 研究専門委員会とその後,研究会があったので,午前中は時間に余裕があったので,ひとっ走りした次第。その後,洗濯など。

さてさて,夜の部。研究会後の懇親会に出た後,もうちょい熊本の夜を楽しもうということで,一人二次会へ。ホテルの周りは何もないので,繁華街まで繰り出す。某人に聞いた名店を目指す。

すっかり頭が飛んでいたので,写真はないけど許してちょんまげ。

この店は大将と娘さんが二人でやっている。繁華街からちょっと中に入ったビルの地下にあるので,流れではなかなか入りにくい。その情報も聞いていたので恐る恐る中を覗いてみたら,席も空いていたし,なかなか居心地よさそうだったので,中へ。

カウンターで常連の女性とがたいのいい兄ちゃんの間に通される。後で聞いたんだが,この兄ちゃん,熊本出身の世界的な津軽三味線奏者だったそうだ。カーネギーホールでも弾いたんだってよ。どうやらこの人。先に言ってよ!!

で,話は店に戻る。昨日は馬をいただいたので,今日は魚を,ということで,この店のおススメをいただく。刺身も旨かったけれど,感動したのは,からすみの炙り。からすみって塩辛いイメージでどっちかってと苦手だったんだが,ここのは塩を一切使っていないということで,素材の甘さが活きている。しかも,炙ってあるのがまたいい。同じさらに盛ってくれたのは,少し味が濃い目の蒸しあわびと鴨のロース煮。こういう組み合わせだと,焼酎も芋より米の方が合う。ここの店のオリジナル焼酎があるというので,それを合わせてみた。これはいい。香りの強い芋焼酎だと,素材の味が活きてこないんじゃないかと思う。

ご常連の会話に適当に参加しながら,いつもは何を呑んでいるみたいな話になり,ビールの話になり,さらに水の話になる。大将曰く,熊本の水は阿蘇の伏流水で,市内のホテルの水道水でもミネラルを十分に含んでいて旨いんだそうだ。ホテル帰ったら,水道水試してみて,って言われた。

水があり,酒があり,肴がある。自然と人が調和して生まれる豊かさのありがたみを実感。

ちなみに大将はホップの香りの強いビールは苦手だそうだ。いや,僕もモルティな方が好きだけどね。

一人で入ったけれど,大将やご常連の暖かさに触れて,期待以上に楽しい熊本最後の夜でした。

明日は,横浜に移動です。みんな,待っててね。


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