2011年12月13日火曜日

ようやく

今日は映画の話。

昨年,僕がオーストラリアで見た最高の映画がある。
その名も "Animal Kingdom"。

実話に基づく犯罪映画だが,メルボルンで撮影されていたので,
現地での関心も高く,かつ作品としての評価も非常に高かった。
オーストラリアの映画賞 AFI Award で主要な 10 部門を独占したばかりでなく,
犯罪一家の祖母を演じたジャッキー・ウィーヴァーは
米国アカデミー賞で助演女優賞にノミネートされた。
(この辺は当時の僕のブログを参照のこと。)

単なるバイオレンスものと見過ごしてはいけない。
血の絆を描いた物語という意味では,オーストラリアが生んだ
現代の "Godfather" と言っても過言ではない。

ただ,日本ではほとんど紹介されていなかったし,
公開される気配もなかったので,DVD スルーか,下手すると
日本語版リリースすらなかったりして…なんて危惧もしかけていた。
ネットで「アニマル・キングダム」を検索しても,
フロリダのディズニー・ワールドか,伊豆の動物園しか出て来なかった。
ところが,見つけましたよ。映画館でチラシを!


東京では1月21日から日比谷でご覧いただけます。

悪いこと言いません。
ぜひご覧ください。
損はないよ。

ちなみに,チラシの裏を見ると,

クエンティン・タランティーノが年間ベスト3に選んだ

ってのが売り文句になってて,ちょっと苦笑い。
確かに,タラ好みのする作品だけど,
今でも日本だとこういう宣伝の方が効果あるんですかね?

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