2010年2月28日日曜日

12時間労働

 さて,ジャパン・ビア・カップ2010の本番です。今日は8:45に集合して,事前準備と打合せ,10:00からは審査が始まります。審査テーブルは6テーブルで各テーブルに審査員が6名前後。午前中だけで各テーブル10銘柄程度のビールを評価。同じようなことを午後も2回行ないます。全部の審査が終わるのは16:00の予定です。
僕ら(ビア・ディレクター)の仕事は,審査用のビールをサーブして,審査結果を回収するのが主なものです。そのほか,夕方からの試飲会の準備も同時進行で行ないました。写真は審査用のボトルビールを
ケースで冷やしているところと,設置されたケグ(樽)の様子です。審査は6人の合議制なんだけど,各テーブルでチーフジャッジの人が決まっていて,その人の議論の進め方いかんで,審査がサクサク進んだり,紛糾して長くなったりします。僕らが担当したテーブルの審査は午前中は長かったなぁ.....昼休み返上かと思った.....まぁ,たまたまそのテーブルで審査していたのが,スペシャルビールというカテゴリで,言ってみれば,「その他もろもろ」。その中で金銀銅を決めろってのが無理な注文で,ジャッジも大変だったと思います。比較にならないもの。一方,午後は午後でヴァイスビア(小麦原料のいわゆる白ビール)ばかり10銘柄から3賞をジャッジするという....これも厳しいよね。
夕方からは,一般のお客さんを入れて試飲会が開催されました。ここにもボランティアで参加。ボランティアとは言っても,お客さんがビンやケグから自分で注いで飲むセルフスタイルなので,僕らがやるのは事前準備と撤収,開催中は,瓶ビールの補充や問い合わせ対応程度です。というわけで,実際のイベント最中は大した仕事はないので,僕らもグラス片手にいろいろ飲みながら,来場者と雑談したり,質問に答えたり,という感じで楽しく過ごしました。ボランティアは比較的経験者が多かったのか,19:30にイベントが終了した後,20:30にはすべての撤収が完了しました。
終了後の打ち上げにも出たけれど,明日も早いし,帰るのに1時間半弱かかるので,早めに抜けて帰ってきました。4月から1年間いないので,ボランティアもこれでしばらくご無沙汰になります。そのことはボランティアのみなさんにもある程度バレているので,オーストラリアから地ビール情報をメールで送ってくださいとか,そんなタスクが課せられたりしました.....まぁ,言われなくてもやるつもりだったし,こういう仕事は苦じゃないよね :-P

2010年2月27日土曜日

ボランティア

 今日は,明日行なわれるジャパン・アジア・ビアカップ2010の準備のために錦糸町に来ています。このイベントは,国内や海外の地ビールを審査・評価するもので,明日は午前から夕方まで審査会,夕方からは審査で余ったビールを有料で試飲するイベントが開催されます。
写真は,審査用のビール(ビンと缶)を審査番号順に並べたところです。こうしてみると単に段ボールが並んでいるようにしか見えませんが,よく見ると銘柄が書かれたラベルが箱に貼ってあって,一目で何がどこにあるのかわかるようになっています。なかなか壮観。今日は,このような審査用ビールの準備,審査用のグラス(プラカップ)の準備(審査番号やビアスタイルが書かれたラベルを1個1個貼る)などの作業がありました。個人的に一番大変だったのは,ケグ(樽)の洗浄。樽で供されるビールもあるので,それをサーブするためのケグを洗います。ガスを接続して,洗浄用の水を流して洗浄します。去年秋の横浜のビアフェス以来使っていなかったものもあるので,洗浄水と一緒に嫌ーな汚れが出てきました。ちょっといつもより長めに水を流して洗いましたよ。
明日は本番です。僕の仕事は,審査用のビールのサービングがメインです。明日は8:45集合....早いな。普段学校に行くより早く家を出なくちゃ......

2010年2月26日金曜日

ゾッとする話

いやー,危なかった,危なかった。今朝,ふと気付いた。アパートの契約更新してたっけって。賃貸住宅なんで2年に1ぺん更新します。2002年の2月から今の家に住んでいるので,偶数年の2月が更新タイミングなわけです。通常は前の年の暮れくらいに不動産屋から更新の書類が送られてきて,年明けには更新手続きが終わるというのが普通の流れでした。
ところが,よくよく考えてみると去年の暮れから今まで不動産屋から何の連絡もない。郵便物も届いていない。で,最新の契約書を見てみたら,契約期間は22年2月23日まで。って,もう3日も過ぎてるけど!!
で,不動産屋(某大手企業です...仮にA社としよう)に電話してみた。そうしたら,大家の意向で仲介業者が変わったとのこと。新しい不動産屋(以下,B社)の連絡先を教えてもらったので,そっちに電話してみた。そうしたら,「物件ごとではなく,部屋ごとに仲介業者が違うようだ。」とのこと。んんん?? じゃ,ウチの担当業者はどこなわけ???前の業者(A社)からは変わったと言われて連絡しているわけなんだが.....その辺を主張したら,大家に確認するってわけで,B社の担当者はいきなり慌て始めた。たぶん,大家に電話して確認したんだろう。一度電話を切って折り返し連絡を待ったところ,やはりウチの担当仲介業者がA社からB社に変わったとのこと。どうやら大家がB社側に更新のタイミングのトリガをかけるのを忘れていたらしい。.....ってか,その辺のタイミングも含めて管理するのが仲介業者の仕事と違うんかい!?
というわけで,空白の3日間は無かったことにして契約更新をすることになりました。ただ,契約更新っつったって即日ですべて処理が終わるわけではない。怖いのは保険。火災保険とか。この契約の空白の期間に何かあったらどうなるわけ??というわけで,今日のうちに家財保険だけ更新しました。しかし,仮にこの空白の3日間に火事なんかになったら,どういうことになっていたんだろう???考えるだけでゾッとするな。

2010年2月24日水曜日

速報ってか...

えー,昨日,正確には一昨日か....韓先生のシャノン賞受賞記念ワークショップに行っているころ,僕のところにあるメールが届いていました。なんだか,僕もある賞を受賞することができたようです。公にオープンにしてよいものやらどうやら,ちょっとよくわからないので,詳細は後日.....って,これじゃなんだかわからないよな。すいません。
あ,そうそう,気がついたら200ポスト越えてましたよ。年が変わると合算されないから,気づかなかった。

2010年2月22日月曜日

生涯現役

今日は午前中,ビザ申請の関係でオーストラリア大使館に行ってきました。ビザが下りるまでにはまだまだ時間がかかりそうです。
さて,午後は,電気通信大学へ。韓太舜先生のシャノン賞受賞記念ワークショップ「情報数理の遥かな地平」に参加してきました。今回のワークショップの講師は,有本卓先生,甘利俊一先生,長岡先生と韓先生ご自身という4名。長岡先生が唯一,定年前ですが,4人の講演とも,記念講演とはいいつつ,新ネタを仕込む,あるいは仕込もうという意志がひしひしと感じられる熱い講演でしたね。いやいや,見習わねばなりませんよ。忙しい,忙しい,っつって言い訳しててはいけませんね。
聴衆も多彩な顔ぶれでした。この時期,入試などもあるので,来られない方も多かったと思いますが,情報理論関連の研究者を中心に,電通大の関係者,OBなど,たくさんの方が参加していました。懇親会では,僕自身もいつもの顔ぶれに加えて,本当に久しぶりの方々にも会うことができ,貴重な時間を過ごすことができました。
シャノン賞は情報理論界のノーベル賞とでも言っても過言ではないと思いますが,韓先生の受賞をみなさんが自分のことのように本当に心から喜び,祝っているんですよね。僕もその一人。祭りはまだ終わる気配はなく,6月にオースティンで開かれる国際会議ISIT2010での記念講演Shannon Lectureまで続きそうです。僕はオーストラリアから参戦するつもりです。

2010年2月20日土曜日

壮行会

昨夜(金曜日),学科の先生方が僕の壮行会を開いてくれました。在外でオーストラリアに旅立つのはまだ1ヶ月以上先なんですが.....まぁ,3月になるといろいろ忙しいから,この時期になったというわけです。実際,3月はいろいろ予定が目白押しで本当に忙しい。2月もあと一週間ですが,やはり忙しい。まぁ,この激務も残り1ヶ月あまりだから,もう少しの辛抱ですね。

2010年2月14日日曜日

蠢く

 今日,上の階に住む人がカブトムシの幼虫の世話をしていました。結構ひんぱんに土を変えないといけないらしい。ウチの娘もつんつん触ったりしてましたが,同じアパートに住む娘の友達はキャーキャー言ってたなぁ。こういうのの耐性って何なんでしょうねぇ?

2010年2月11日木曜日

季節労働

えー,すごく久しぶりです。この時期は我々にとって一番忙しい時期かもしれません。30~40ページからなる論文を何本も読まされるという......そう,卒業研究論文の提出時期なのです。僕が直接指導している学生は高専5年生が7名,専攻科2年生が1名で,8本の論文をほぼ同時期に読んでいるわけです。私立大学の先生などからみたらずっと少ないのかもしれないけれど,学生の年齢を考えたら,ある程度丁寧に読み込んでコメントしてあげようという気になります。どうしても1本あたりにかける時間は長くなる。もちろん,それ以外にもこの時期はいろいろな仕事があります。だから,どうにもこうにも首が回らない。
ウチの学科は金曜日 2/12 の正午が卒業論文の提出〆切。奇しくも専攻科の特別研究論文の〆切も同日。したがって8本の論文を2/12までにすべてしどうしなくちゃいけない。これは例年になくきつかったですね。その上,ボクは今日から2日間,2/11, 12 と出張で不在。ということは実質的には昨日2/10までにすべてチェックし終わらなくちゃいけなかったってことです。5年生7人のうち,5人は一応昨日でカタが着きました。学生本人の問題だけど,2人は昨日中には終わらなかったので,今日,出張に出る前,京王高幡ショッピングセンターのタリーズコーヒーで最終原稿をチェックして押印しました。これで5年生は一応全員何とか終了。専攻科の学生は,科研費のプロジェクトにも深くかかわっているので,僕もかなり慎重に論文原稿をチェックして,先ほど最終原稿のチェックが終わりました。一応,明日の午後学校に戻って最後のダブルチェックをするつもりです。まぁ,季節柄,大変だし,ボヤきたくもなりますが,ここをサボっちゃいけないってとこでもありますよね。職業柄ね。今年は特に出張が多くて学生の相手を十分にできたとはいえないので,最後くらいきちんと見てあげないと,って思っているんですよ,一応ね。
まぁ,こういう指導教員を持つと学生の方もボヤきたくなるんだろうけどさ....こっちもがんばってるつもりなんだよなぁ。
さて,今日は高専プロコンの関係の会議で午後からずっと田町です。会議は20:30まで続き,明日も朝9:00から続きです。通常,都内の出張で泊まりってことはあり得ないんだが,今回は事情を勘案して泊まりにしてもらいました。田町駅近くの某ホテルに泊まっています。ここがそれなりに良いホテルなのだが,部屋のデスクランプが点かない.....球が切れているのではなく,完全に断線しているようなので,施設の人を呼んでつなぎ直してビニテで応急措置をしてもらいました。夜の11時過ぎに......施設の人いわく「掃除の中国人が乱暴に引っ張ったな!!」........まぁ,その発言はちょっと.....って感じでもありましたが,他人のボヤきは冷静に聞けるので不思議なもんです。
なんだかとりとめが無くなってきたので,今日はこれで終了。あぁ,あとちょっとで200ポストだなぁ。

2010年2月2日火曜日

予習

 今日は午後から統計数理研究所にやってきました。統数研は以前は港区にありましたが,最近,立川に移転してきたので,個人的にはとてもアクセスしやすくなりました。今日は,ここの池田思朗さんのところで,メルボルン大学の Jonathan Manton さんの講演があるということで,やってきたわけです。Manton さんは,工学の立場から脳機能の解明に取り組むプロジェクトに関わっている方で,今日はそのプロジェクトに関する講演でした。実は昨日も講演があって,昨日の話は微分幾何に関する話題で,そちらの方が興味があったけれど,昨日はどうしても来られなかったので,せめて今日くらいは,と思いました。
4月から僕もメルボルン大に行くわけですが,彼の所属はDepartment of Electrical and Electronic Engineering(電気電子工学科),僕の行くところはDepartment of Computer Science and Software Engineering(コンピュータ科学・ソフトウェア工学科)なので,ちょっと違うのですが,いろいろ研究以外の話も聞きたかったので良いタイミングでした。
講演の後,少しだけ池田さんの部屋で3人で雑談ができたので,情報交換ができました。池田さんもメルボルン大に1年間いたことがあるので,短い時間ではあったけれど,それなりに有意義でした。学科は違っても,通りをはさんで隣接しているらしいので,Manton さんの研究室を訪れることもできそうで,良いコネクションができました。
さて,そろそろビザ取得の手続きも本格的に始めなくちゃなりません。ちょい焦り気味です。