2009年7月24日金曜日

おつかれさま

今日は情報理論研究会の2日目。今日の朝イチでウチの学生の発表でした。予定より早めに発表が終わったので,質問時間がたっぷりで,東大の山本先生,東工大の植松先生,松本隆太郎さん,岐阜大の鎌部さん,名工大の和田山さんなど錚々たる面々から質問していただきました。ありがとうございます。学生にとってもいい経験になったと思います。質問への答えは,まずまずで,それぞれそれなりに理解してもらえたんじゃないかと思います。自分の頭でよく考えずに「言わされている」ような発表者だと,こういうときに答えられずに止まってしまうことがあるけれど,取り組んでいる問題について自分自身でよく考えていると,スラスラとは答えられなくても,質問者が納得するような説明ができるのだと思います。スラスラ滑らかにしゃべるよりも,自分の頭で考えたことを自分自身の言葉で話すことは大切で,それだけで聞いている方には発表者がその問題をどの程度考え抜いて理解しているのか,なんとなく透けて見えるのでわかるものです。彼がこの後どういう人生を歩んでいくか僕はわかりませんが,こういう原体験は記憶に残るんじゃないかと思います。僕が外部で初めて発表したのは修士の1年の時だったけれど,かなり難しい質問が出て答えられなかったのが苦い経験になっていますね。「言わされていた」わけではなかったけれど,あれで自分が何を理解していなかったのかはっきりわかって,次へのモチベーションになったような気がしますね。そうか,そういう意味では,今日ももっと厳しい質問が出てくれてもよかったかな??ま,それはまた次の機会ですね。
今日は,まぁ,お疲れさんという意味も込めて,関西での僕のごひいきの長寿蔵へ連れて行ってあげました。まぁ,単に僕が行きたかっただけ,って話もあるけど。ちょっと贅沢な思いをさせすぎたかな?ま,たまにはいいよね。

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