2009年6月16日火曜日

感動のエール

 今日で研究会も終わり。最終日は今年NECから東大に移られた山西健司さんの講演でした。山西さんには学生時代から数回お会いしたことがありますが,電通大の助手時代にゼミに来ていただいたとき以来お会いする機会がなかったので,おおよそ10年弱ぶり,ということになるのではないかと思います。何かヘンな質問をしてしまって後悔していますが.....
さて,研究会が開かれた九大の西新プラザというところは,福岡の百道地区といわれる界隈にあり,ロビーからヤホードームが見られたりします。また,近くには,「サザエさん発案の地」なるモニュメントも....なかなか奥が深いです。
 研究会終了後,数名で昼食を取り,その後,地下鉄に乗って,あるところへ向かいました。あるところというのは,地下鉄七隈線「別府」駅(「べっぷ」ではなく「べふ」)近くにあるブルーマスターさんです。店頭で試飲ができるということで行ってまいりました。
お店はこじんまりとしていて,小さいテーブルがあるのと,後は店頭販売のカウンターがあるだけという感じ。ただ,テーブルからは,煮沸釜など,ブルワリーの内部をつぶさに見ることができます。中にはオーナーの加藤さんの姿が。
さて,まず最初に頼んだのは,特徴がありそうな2品。「かぼす&ハニー」と「ヒーリングタイム」。前者はかぼすの果汁と蜂蜜,後者はコーヒー豆を使ったビールです。かぼすの方は,かぼすの苦味と酸味が強く聞いていて,今日のような暑い日に合うさっぱり系のビールでした。ヒーリングタイムは,コーヒーのふくよかな香りもさることながら,独特の酸味が利いていました。加藤さんと話をするチャンスがあったので伺ってみると豆の特徴によって酸味が出ることもあるのだとか。
さて,この2品を飲み干した後,お店と同じ名前を持つこちらの看板商品,「ブルーマスター」(写真)に挑戦。バラの花のような華やかなホップの香りと,しっかりとした苦味が特徴的な逸品でした。これはうまい。副原料を使った特徴的なビールも良いけれど,ボクとしては,シンプルな原料で特徴的な味わいを出しているビールに惹かれるので,これは好きですねぇ。いわゆるイングリッシュ・ペールエールというスタイルで,僕の好きなスタイルではあるけれど,これだけしっかりした味わいのものはなかなかないっスよ。最近,いろんなブルワリーが特徴的なエールを出しているので,敵は多いですが,かなりいい方に入るんじゃないでしょうか? 秋にまた福岡に来るので,絶対にまた訪れようと思います。
店を出てから気がついた。どうせブログに載せるのなら,加藤さんと一緒に写真を撮ってくればよかった!戻るのもナンなので,10月に来たときに忘れないようにしようと思います。加藤さん,よろしくお願いしますね。
この後,宇部へ移動して,夜は山口大学の松藤先生,松元先生と近畿大学の戒田先生と打ち合わせを兼ねて食事。IWSDA'09の打合せが実はこの場で済んでしまったような気も.....まぁ,この夜の打合せを受けて,明日はメールを書いたり資料を作ったり,実務作業をすることになりそうですね。結局,ホテルへ戻ったのは夜の12時近かったです。毎日なかなかヘビーだ.....

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