2017年3月7日火曜日

離島シリーズ

長らくのごぶさたでした。

日曜から南の島に来ています。
電子情報通信学会EMM研究会,3月恒例の離島シリーズ,今年は宮古島でした。
学生2人のポスターセッションも無事終わり,それなりの収穫があった様子。
今日で研究会は終了し,終わった後,ホテルでチャリを借りて,伊良部島まで行って来ました。

伊良部島までは伊良部大橋という橋がかかっている。途中かなりの強風だったが,景色も素晴らしいので気持ちがいい。残念なのはどんよりと曇っていたことくらい。


天気はあいにくだったのだが,当初の雨の予定は何とか回避できたみたいだし,曇ってはいてもそれなりに綺麗な海や砂浜も拝めたのでいいとしよう。


それにこの島の守護神にも挨拶ができた。


この宮古島を皮切りに今年も3月は旅人です。
明日東京に戻り,自宅に一泊して木曜からは渡豪します。


2016年12月13日火曜日

上陸

アメリカのクラフトビールは日本中のどこに行ってもそれなりに手に入るようになったが,昨今はオーストラリアニュージーランドといった南半球の国々のビールも日本にいながらにして楽しめるようになった。たとえば,8 Wired とか,Holgate などといったブランドを手にとったことがある方もいるだろう。

そして,また一つ新しいブランドが日本上陸を果たした。

オーストラリアはメルボルンに拠点を置くサンダーロード・ブルーイング(Thunder Road Brewing)である。ここのビール,今年9月のビアフェス横浜でもお披露目されていたので,楽しんだ方もいるだろうが,とうとう手軽に入手できるようになった。

僕のブログを昔から読んでいる方は,何度か名前を聞いたことを覚えているかもしれないが,僕はブルワリーの立ち上げ以前から,もうかれこれ6年以上のおつきあいなので,感激もひとしおなのだ。この辺り,詳しくはここここなんかを読んでみてほしい。

しかも今回,いわゆるビールの輸入業者を通して酒販店などで販売されるのではなく,全国の西友で独占販売なのである。この流通形態もちょっと珍しい。

というわけで,近くの西友を早速チェックしてみた。


あるじゃないのよ,あるじゃないのよ。うれしいねぇ。

ちなみにこのビールたち,「国境なきビール」シリーズと名付けられていて,オーストラリアの原料とオーストラリアのブルワーによる監督のもとベルギーで生産され,瓶内に酵母を残した,いわゆるボトルコンディションの状態で出荷されているのである。海外から長旅で日本まで運ぶにはリーファーコンテナなどを使うことも多いが,こういう選択肢もあるわけだ。

それから驚くべきはこの価格。なんと税抜245円!革命的な安さ。しかも品質は折り紙つき。何といってもサンダーロードは,世界5大審査会の一つ,オーストラリアで開催されるAIBA (Australian International Beer Awards)で2014年と2015年に2年連続で Champion Medium Australian Brewery に輝いているのだ。また,このクラスのブルワリーとしては珍しく,本格的なラボを所有していて,厳格な品質管理を行なっている。それが245円!このコスパは半端ない。

さて,で,ビールの話だ。今回,日本デビューを飾ったのは,3つのスタイル。Pacific,Pale Ale,IPA である。


パシフィック(Pacific)は,オーストラリア独特のスタイル。フルーティな香りを持つオーストラリア産ホップGalaxyのいいサンプルになっている。鼻を近づけるとパッションフルーツや柑橘のような香りが広がる。

ペールエール(Pale Ale)は,もともとイギリス発祥のスタイルだが,ビアスタイル的には,これもオーストラリアン・ペールエールと呼ぶべき。フルーティかつほのかにスパイシーなホップアロマが特徴だが,麦芽の甘みもしっかりと感じられるバランスがとれたビールになっている。

IPA(India Pale Ale)は,さらにホップの苦味と香りを強めたバージョンだが,いわゆるアメリカ西海岸系のホップがゴリゴリ効いたIPAを飲み慣れた向きには,物足りなく感じるかもしれない。IPAと言えば,ホップの苦味も極めて強く,それとバランスを取るようにアルコール度数も5〜6%くらいあるのが普通。一方このビール,スタイルとしてはセッションIPAに相当し,度数は4.9%と低め。苦味もミディアムで飲み口も軽いので,ついついグラスを重ねてしまう,北海道弁で言うところの「飲まさる」IPAなのである。

そう,サンダーロードのビールの特徴は,何と言ってもドリンカビリティの高さ。バーで仲間と,あるいは家で家族と話に花を咲かせながら,グラスを重ねられるそんなビールで,食中酒としても楽しめる。パシフィックなんて,これからの季節,牡蠣と合わせると素晴らしいと思う。そう言う意味ではスーパーでの展開というのはかなり正しい戦略だったのかもしれない。夕飯の素材とビールを買って家庭でマリアージュを楽しむなんてことが普通にできるようになると,いいよねぇ。

さて,サンダーロードのブルワリーは,メルボルンの市内からトラム(No.1, 8)で20分くらいの絶好の位置にある。日本で輸入されたビールを楽しむのもいいけれど,気に入った方は,ぜひいつの日か本拠地を訪ねてみてほしい。レンガ作りの建物にキラキラ輝くタンクやパイプが並ぶ清潔感があってちょっと都会的なブルワリーを見学できることだろう。そして,上の3種以外のバラエティ豊かな,しかもできたてのフレッシュなビールたちをぜひ楽しんでほしい。エントランスではブルワリーのイメージにもなっている北欧神話の雷神トール(Thor)が出迎えてくれる。


日本からメルボルンへは成田からJet Starの直行便も飛んでいるので,夜間飛行で週末の弾丸ツアーなんてことも実は可能だったりする。それに今週の金曜日,12月16日からはカンタス航空の直行便も就航する。ますます身近になってきた。それだけ需要があるってことかな?

どうです?行きたくなったでしょ?

メルボルン発の「飲まさる」ビール,サンダーロード。ぜひお楽しみください。


2016年10月21日金曜日

土地勘

昨日,仕事で稲田堤駅のあたりに行ってきた。
目的は,この近辺の学習塾を回って学校説明を行なうこと。いわゆる営業活動。

なぜこの辺りに僕がきたかというと,実は1997年から2002年までの5年間,この辺りに住んでいたので土地勘があるし,久々に街の様子を見てみようと思ったことがある。

駅近辺の6ヶ所の学習塾を回って任務を果たした後,住んでいた辺りを放浪してみた。

当時は勤務先が調布にあったので,川を渡ってすぐだったし,ここは都心へ出るのも,川崎や横浜へ出るのも比較的楽だったので,なかなか便利だった。街もこじんまりしていて古い商店街なんかもあり,それなりに住みやすかった。住んでいたのは木造2階建のアパート。土壁でちょっと湿気が多かったのが玉にキズ。当時ですでに結構古い建物だったはず。

もう取り壊しとかになってるんじゃないかと思って恐る恐る行ってみたら,あるじゃないのよ,まだ!…ってことは大家さんまだ元気なのかな?


ということで,仕事にかこつけて懐かしの我が家訪問と相成った。

商店街は少し新しい店が増えたけれども,昔からの店も結構残っていてなんかホッとしたなぁ。


2016年9月12日月曜日

磁性流体

調布文化会館で行なわれていた電通大の児玉幸子さんの展覧会

磁性流体彫刻とメディアアートのデザイン展

というのを見てきた。


実は彼女はウチの嫁の学生時代からの友人。まぁ,言ったら僕の北大の後輩という位置付けにもなる。北大を出た後,筑波で芸術学の博士を取って,現在電通大の准教授。確か,僕が電通大にいた時分に学位を取って電通大に来たんじゃなかったっけかな?その意味では元同僚とも言える。分野は違うけれども。

2008年だったか,僕がウチのガッコで女子中学生向けの公開講座「テクノガールズ」をやった時にも,ゲストとして来てもらい,加速度で色が変わるデジタルボールを使って参加者と遊んでもらう,なんて取り組みもやったことがある。

彼女が恐らく15年以上も取り組んでいるプロジェクトが今回の目玉でもある磁性流体アートで,僕もこれまでに何度か見せていただいたことがある。

磁性流体は簡単に言ったら砂鉄の液体版みたいなもの。砂鉄は固体の粒が磁界に反応するけれども,磁性流体は液体(コロイド溶液)で,磁石や砂鉄のように磁界に反応するという代物。HDDの防塵シールなどとしても実用化されている。

彼女の仕事はこれをアートとして表現しようというもの。例えば,器に磁性流体を入れ,器の上下などに電磁石を配置して磁界を制御すると,それに反応して液体がトゲトゲになって飛び出すなど,時間とともにいろいろな形状に姿を変える。テクスチャとしては,エナメルみたいな艶のある黒い液体で,これが時間とともに滑らかに姿かたちを変えていく様子は生き物を見ているようで,ずっと眺めていても全然飽きない。個人的には,バビル二世のロデムみたいだなぁ,なんて思ったり。

音楽や照明と連動する作品もあったりして,無機質の液体であるのに,意志を持った新生物のようにゆったりと動く様は美しさすら感じるし,見ているこちらのイマジネーションも刺激してくれる。

今回の展覧会のフライヤーはずいぶん前に送ってもらっていたのだが,なんせ出張だなんだで東京にいない日々が続いていたりしてなかなか時間がとれなかったので,ここしばらくの唯一の休日に行ってきたというわけ。

展覧会は調布駅前の調布市化会館たづくりホール展示室で9月19日まで
もう残すところ一週間なので,興味ある人は是非。

詳細は調布市文化・コミュニティ振興財団のウェブサイトからもご覧いただけます。


2016年9月8日木曜日

プレゼンスキル

昨日,PSUで行なわれた工学系の学生によるスピーキングコンテストというのを見てきた。


前に書いたように,PSUは英語でのプレゼンテーションスキルに関する研究や教育が非常に進んでいる。なんと,先日お会いしたMichael Alley先生からも,著書 The Craft of Scientific Presentations を献本していただけた。


僕らが学生の頃,研究発表などのプレゼンを行う際には,1枚のスライドにどのくらいの情報量を詰め込めるか,というのが一つのテーマだった。オーディエンスは書いてあることのすべてを理解しなくても,知りたいことが常に投影されている Self-contained なものが良いと考えられていたのだ。で,僕も学生には,言いたいことは全部書いておくといいよ,などと指導してきた。

ところが,ここで行なわれているプレゼン指導や上の本では,かなり違ったアプローチが推奨されている。例えば,
  • 1枚のスライドで伝える重要な一つのメッセージが明確であること
  • 箇条書きは使わない
  • 文字を極力減らし,写真や図表で重要なメッセージを伝えること
  • メモを見たり話す内容を暗唱するのではなく,オーディエンスを信用させられるように自信を持って講演すること
などといった感じだ。まぁ,最後は当たり前かな?

言われてみれば,Imagine Cup の時に学生たちが作ったスライドがこれに近かったし(プレゼンは今でもここで見られる),世界大会前の合宿でもそういう指導がなされたりした。TEDなんかのスピーチで使われているのがこれに近いよね。

しかし,これねぇ。言うのとやるのとは大違い。結構大変。スライド作るためにそれなりのイマジネーションも要求される。実は僕も最近はツカミのスライドだけはビジュアル重視にしてみたりとかしているんだが,全部通しで,となるとちょっと気が遠くなる。

もちろん,分野的に不向きな場合もある。理論系でみんなで証明追いましょう,なんて時にポンチ絵ばっかり見せられてもねぇ。ただ,工学系,技術開発系なんかのプレゼンでは,極力文字を減らして図表だけ,できなくもないよねぇ。ぜひ,日本語でも実践した欲しいもんだ。高専プロコンのプレゼンなんかはコレでいけるんじゃないかな?

チャレンジャー,いませんか? > 学生諸君

2016年9月7日水曜日

Penn State

土曜日から米国はペンシルベニア州のステート・カレッジという街に来ている。


目的は本業の出張で,ペンシルベニア州立大(PSU)を訪問して,研究打ち合わせとこちらの英語プレゼン関係の授業見学など。


なんで,僕が英語の授業見学?と思う方もいるだろう。
ただ,僕はウチの英語のホリ先生が代表者の科研費プロジェクトで研究分担者になっていて,英語プレゼン関係の研究テーマも持っているのさ。

で,ちょうどそのホリ先生が在外研究でPSUにいるもんで,そのプロジェクトの経費を活用させてもらって,打ち合わせやら見学やらさせてもらおうという,そういう趣旨なわけ。彼女の今の研究課題は今年が最終年度なので,来年以降の継続のためにこの秋には科研の申請を出さなくちゃいけない。その作戦会議的なこともこっちで行なったりしたのだ。

実は PSU は英語によるコミュニケーションスキルとかプレゼンテーションスキルとかに関する研究や教育では世界のトップランナーらしい。実際に,日本語訳も出ている The Craft of Scientific Writing とか The Craft of Scientific Presentations などの著書で知られる Michael Alley 先生と会って話を聞く機会なんかもあり,なかなか貴重な時間を持てた。

この辺,詳しくはまた別の機会に書くとしよう。

で,せっかくアメリカに来たもんで,副業の方もしっかり取り組んでいたり…


写真は,ダウンタウンからバスで10分くらいのところにある Happy Valley Brewing。ここも含めて,特にビールはそうでもないホリ先生を連れ出して2ヶ所もブルワリーを廻ってしまった。ホリ先生,お付き合いいただきありがとうございます。どうも,すいませんね (^^;;;
こっちについても,また別の機会に詳しく書くかね?


2016年9月1日木曜日

15 years

今日9月1日で,僕が今のガッコに着任してちょうど15年となりました。

早いもんだね。

いろんなことがあったけどね。

そして,あと15年経つと定年だよ…

ううむ,早いもんだね。

どんなことがあるのかねぇ。